CHEF永田 智広

大切な人の笑顔のために

永田 智広
1986年 9月19日 生誕
2005年 牛久栄進高等学校卒業
2009年 静岡県立大学食品栄養科学部食品学科卒業
同年 4月渡仏(学校法人ミズモト学園東海調理製菓専門学校フランス留学コースに1年間在学)
2010年 パティスリーコサイ入社
2013年 アップルハウス入社
2014年 5月 店舗OPEN

パティシエになった軌跡

実家がケーキ屋さんだったこともあり、小さな頃から夢は料理に関わる仕事がしたいと思っていたんです。

始めはイタリア料理のシェフになりたいと思っていたので、高校を卒業して専門学校で勉強しようと思いましたが、食の知識を幅広く身に付けるために大学で食品や栄養について学ぶことにしました。

今思えばここが人生の転機だったと思います。

大学で学びを深める中でフランスやお菓子作りの魅力に惹かれ、パティシエを目指すことを決意しました。

魅力的なケーキの秘訣

大学を卒業してからすぐに夢だったフランス留学に1年間行ったんですが、その時に私が大事にしているアランマリーのコンセプトが出来上がったんだと思います。

おしゃれでスタイリッシュ、大人向けのケーキやお菓子たち。

大きすぎないサイズでちょうど良い満足感。記念日に華を添える特別なスイーツ。宝石を見るように目を輝かせてうれしそうにケーキを買ってもらいたいんです。

これらのこだわりはフランスに留学していなかったら全く違ったものになっていたんじゃないかと思います。

永田パティシエとって 「ケーキ」とは

私にとってケーキは『恩返し』だと思っています。

大学時代、パティシエになりたいという自分の夢に対して、「それって何のためになるんだろう・・・」と悩んだ時期があったんです。

辞めてしまおうか、と考えた事もあったんですが、沢山の友達が私の悩みや弱音を聞いてくれたんです。
そういう優しさを感じたのが感覚的に初めてだったんですよ。
なんていうか、家族みたいで兄弟みたいな仲間と出会って支えられているなーと。
自分の生きる目標として、この人達のために何かがしたい。という思いが私をここまで成長させてくれたんだと思います。

一流になっておいしいお菓子を作る事で、あの時支えてくれた仲間たちにありがとうを伝えたい。
恩返しなら、ちゃんとした一流のものを仲間たちのために作りたいから、一生懸命修行して、自分のお店を出して、自分のお菓子を出したいと思ったんです。

仲間たちとの出会いがなければアランマリーを開店する事もなかったと思います。
ずっと雇われていたかもしれないし、実家を継いでいたかもしれないし。

お客様には私の恩返しは関係ないかもしれませんが、私と同じように、ケーキやお菓子で想いを伝えたい人の役に立てたら幸せだなーと思います。
だからこそ、味にも見た目にもこだわって、特別なひと時のためのスイーツを提供し続けます。